福岡運輸株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 富永泰輔)は、2019年10月より会計・財務システムを全面的に刷新し、管理業務における「働き方改革」を積極的に推進してまいります。
当社では、以前より、日次レベルでの車両別、運行別損益を把握しておりましたが、今回の会計・財務システムの刷新により、一般管理費を含んだすべての費用をリアルタイムで把握できるようにいたしました。
このシステムの導入により、業務の標準化が進展し、ヒューマンエラーによる入力ミス等が大幅に減少いたしました。
また、債権・債務管理においては、IT技術を取り入れることにより、短時間で入金、支払処理をすることができるようになりました。同時に、請求書の電子発行、支払手形の電子化を並行して採用したことで、経理業務の生産性を向上させることが可能となりました。
これらのシステム刷新によって、年間1,600時間の業務量削減が可能となります。
運送業界が直面する人手不足など、急速に変化するビジネス環境の中で、クラウドやAIといった新しいIT技術を活用し、今後も、積極的に省力化、省人化を進めてまいります。
将来的には、M&Aにて福岡運輸グループへ加入した企業への導入も検討し、さらなるグループ経営の基盤づくりを進めてまいります。